雑誌紹介
目次
○インタビュー「家族を考える人びと」:団士郎さん(立命館大学大学院教授/「仕事場D・A・N」主宰)
特集:患者・家族を尊重するエンド・オブ・ライフケア
【総論】
○エンド・オブ・ライフケアの意味するもの/長江弘子
○エンド・オブ・ライフケアにおける家族看護学の主要概念・理論
――グリーフに焦点を当てた新しい家族システム的アプローチ/柳原清子
【各論Ⅰ/対象の理解】
○複雑化・多様化する家族のありようとエンド・オブ・ライフケア/山下由香
○エンド・オブ・ライフを支える家族の目線
――病状変化にともなう状況認知の揺らぎを支える/谷本真理子
【各論Ⅱ/アプローチ論】
○エンド・オブ・ライフケアにおける家族の意思決定支援
――最善のケアを導く「対話」と「プロセス」の重要性/櫻井智穂子
○エンド・オブ・ライフケアの家族の「和解」を支えるアプローチ/児玉久仁子
○エンド・オブ・ライフケアにおける家族の合意形成のあり方/星川理恵
○エンド・オブ・ライフケアにおける家族システムの変化を促す家族看護介入/皆本美喜
【関連論考】
○エンド・オブ・ライフという時間と家族/小森康永
【誌上コンサルテーション5題】
[1]生後すぐ予後が短いと告知された新生児の家族
――ナラティブ・アプローチを軸にした支援/原田直子、佐藤律子
[2]「終末期」という状況に無理解な家族――家族の相互作用に着目した支援/浅野悠佳、島内ちゆき、関根光枝
[3]胃ろう造設をめぐり揺れる家族――医療者-家族間の倫理調整の視点から/露木智美、澤田紀子
[4]病状悪化後も援助を拒む一人暮らしの患者の家族――患者・家族の望みに着目したアプローチ/長江麻友子、梨木恵実子
[5]高齢者施設で療養している認知症患者とその家族/大嶋玲子、戸谷幸佳
【連載】
○家族支援CNSが事例でレッスン! みんなの家族看護:クリティカルケア領域における家族看護の実践/藤野崇
○キーワードで学ぶ! 家族看護学入門:家族役割/坂元綾、長戸和子
○最新 家族看護学研究レビュー/法橋尚宏、本田順子、小野美雪
【寄稿】
○精神障がい者家族のリカバリーを支える家族ピア教育プログラム/蔭山正子、横山恵子、小林清香、飯塚壽美
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編集委員 長戸和子・井上玲子・魚里明子
978-4-8180-1780-1
2013年8月発行 定価 2,376 円(税込)
在庫:有り
生活習慣と深く関わる糖尿病の疾患コントロールにおいては、患者と生活をともにする家族へのアプローチが重要です。特集では、家族支援のあり方を具体的に解説します。
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鈴木和子・渡辺裕子 著
978-4-8180-1697-2
2012年11月発行 定価 3,456 円(税込)
在庫:有り
今回の改訂では、状況別に家族看護の実際について詳説した実践編の各章を、「対象の理解」と「援助の実践」に整理しました。また新たに認知症患者の家族の看護やグリーフケアについて加筆しました。
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