雑誌紹介
目次
●『家族看護』休刊に寄せて
○家族看護学の力量が試される時代へ 野嶋佐由美
○「家族看護学の発展」と「臨床看護師のエンパワーメント」を追求した11年 渡辺裕子
○インタビュー「家族を考える人びと」:箕岡真子さん
(東京大学大学院医学系研究科医療倫理学分野客員研究員/箕岡医院 院長)
●特集:在宅での看取りにおける家族ケア
○今回の特集について
総論
◯社会情勢の変化と在宅での看取り 河原加代子
◯在宅での看取りにおける家族看護
─「家族が死を看取るということ」と家族力を高める看護 榎本美由貴、柳原清子
各論
◯老老介護で在宅での看取りを行う──その課題と支援 丹波ちひろ
◯「おひとりさま」を家で看取る 宮田乃有
◯在宅での看取りを視野に入れた退院支援 関根光枝
○外来化学療法中のがん患者の在宅での看取り 平原優美
○在宅での看取り後の家族へのグリーフケア 平原優美
関連論考
◯地域での“死生観・看取りについての教育”──長野県佐久地域の実践から 北澤彰浩
誌上コンサルテーション5題
◯[1]夫亡き後の生活の不安を訴える妻
──死を前提とした家族内コミュニケーションを促す支援 矢尾知惠子、吉田美由紀
◯[2]医療職ゆえに現実と向き合えなかった家族
──家族個々の状況を踏まえたアプローチを考える 高橋操、佐藤直子
◯[3]障害をもつ人を在宅で看取る家族
──「家族看護エンパワーメントモデル」を踏まえて 野崎加世子、森脇信子、スタッフ一同、田川由香
◯[4]看取りに向けた意思決定ができない家族
──非がん療養者家族のアセスメントと看取りへの支援 佐々木ゆかり、森下幸子
◯[5]訪問看護師のケアを拒否する家族
──家族との信頼関係の視点から 久保田真美、針生智子、長内さゆり
連載
○家族支援CNSが事例でレッスン! みんなの家族看護:退院支援における家族看護 永冨宏明
○キーワードで学ぶ! 家族看護学入門:家族とのパートナーシップ 長戸和子
○最新 家族看護学研究レビュー 法橋尚宏、本田順子、易覃秋子
寄稿
◯現任教育で家族看護をいかに教えるか
──“家族看護のケーススタディ研修”という方法論 山崎あけみ、峰博子、亀山花子
実践リポート:事例報告
個人システムを通して介入する家族へのシステムアプローチ
──ターミナル期の患者をキーパーソンとした事例を通して
藤本照代、正野逸子、戸井間充子、江口千代、鷹居樹八子
○家族を考える本
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編集委員 柳原清子、長江弘子、星川理恵
978-4-8180-1816-7
2014年2月発行 定価 2,592 円(税込)
在庫:有り
本特集では、エンド・オブ・ライフケアのあり方や家族のアセスメント、家族の意思決定、支援・和解・合意形成・家族システムの変化へのアプローチなどについて解説します。
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鈴木和子・渡辺裕子 著
978-4-8180-1697-2
2012年11月発行 定価 3,456 円(税込)
在庫:有り
今回の改訂では、状況別に家族看護の実際について詳説した実践編の各章を、「対象の理解」と「援助の実践」に整理しました。また新たに認知症患者の家族の看護やグリーフケアについて加筆しました。
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野嶋佐由美・渡辺裕子 編
978-4-8180-1674-3
2012年6月発行 定価 1,944 円(税込)
在庫:有り
これまでの『家族看護』で蓄積してきた実践知をさらに選りすぐり、「在宅」領域に焦点を当てた論文を一冊にまとめました!
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宮崎和加子 監修
978-4-8180-1187-8
2006年1月発行 定価 2,160 円(税込)
在庫:絶版
幸せな在宅での看取りとは何か? 死が近づく人と、その家族のための最高の支援者となるために、在宅ケアに携わるすべての人へ送る実践マニュアル!
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