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  • 最新 公衆衛生看護学 第2版 2017年版 総論 お気に入り登録

  • 最新 公衆衛生看護学 第2版 2017年版 総論


    宮﨑美砂子・北山三津子・春山早苗・田村須賀子 編集


    B5 408ページ(判型/ページ数)   2017年2月発行 978-4-8180-2018-4


    • 定価: 4,968 円(税込)

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    保健師活動に求められる普遍的な要素を凝縮したテキストです!
     

    【総論】では、公衆衛生看護の定義・概念・歴史や、保健師活動の原点となる地区活動の考え方と展開方法について、自治体計画や施策づくりも含めて解説。また、家庭訪問・健康相談などの個別支援からまちづくりに至るまでの公衆衛生看護活動の方法について詳説しています。さらに、こうした活動の質を高めるための研究に関する章も設けました。

目次

第1章 公衆衛生看護学概論

1 公衆衛生看護とは何か
  1. 公衆衛生看護の概念
  1) 公衆衛生看護の概念が生まれるまでの背景
   2) 公衆衛生看護の概念

 2. 公衆衛生看護の定義

 3. 公衆衛生看護活動を推進するために必要な能力

 4. 公衆衛生看護の活動目標
  1) 人々の社会生活を豊かにすることの追求
  2) 予防活動への貢献の追求
  3) 看護固有の機能を組織的に適用する方法の追求

 5. わが国の保健師の機能・役割の特徴
  1) 活動体制面からみた特徴
  2) 取り組むべき活動の優先順位からみた特徴
  3) 技術面からみた特徴

 6. 保健師助産師看護師法にみる保健師の規定

 7. 公衆衛生看護の活動を支えるヘルスプロモーションの概念
  1) ヘルスプロモーションとは
   2) ヘルスプロモーションの考え方

 8. 公衆衛生看護における倫理
  1) 公衆衛生看護と倫理
  2) 公衆衛生看護における倫理的課題
  3) 公衆衛生看護の中心的機能と倫理的能力
  4) アドボカシーと公衆衛生看護
  5) 倫理的意思決定


2 公衆衛生看護の歴史

 1. 保健婦規則制定以前の地域における看護活動
  1) 学校保健婦の始まりにみられる保健婦活動の源流
  2) 保健婦活動の芽生え:大正時代
  3) 保健婦活動の基盤形成:昭和初期

 2. 保健婦規則制定以後の保健婦活動
  1) 保健婦教育の変遷
  2) 第2次世界大戦下の保健婦活動
  3) 占領政策時期の保健婦活動:1945〜1951年
  4) 国保保健婦による活動:1938〜1978年
  5) 開拓保健婦による活動:1947〜1970年

 3. ヘルスニーズに対応した保健婦活動の確立
  1) 活動体制の整備
  2) 疾病構造の変化と予防活動への取り組み
   3) 地域ケア体制づくり


3 ヘルスケアシステムの中で機能する看護

 1. ヘルスケアシステムの成り立ち
   1) 社会保障制度
  2) ヘルスケアシステムの基盤となる保健医療福祉行政

 2. 看護サービス提供体制の現状と特徴
  1) 看護職の就業場所
  2) 行政組織で働く保健師の就業場所

 3. 公衆衛生看護活動の場別にみた看護職の活動の特徴
  1) 保健福祉行政機関で活動する看護職
  2) 保健福祉行政機関以外の場で活動する看護職

 4. ヘルスケアシステムが円滑に機能するための看護職の役割
  1) 地区活動の管理
  2) 地方自治体を単位とした管理的活動
  3) ケア体制の整備
  4) 地域の健康危機管理における役割


第2章 地区活動論

1 地区活動の基本と対象のとらえ方

 1. 対象集団のとらえ方
  1) 生活集団としての視点
  2) 世帯単位にとらえた生活集団
  3) 生産活動と再生産活動の営まれる場
  4) 受け持ち地区の生活集団の構築

 2. 活動方法の特質
  1) 総合的プログラムでの展開
  2) 保健事業の適用を通してつくり出す活動
  3) 複数の保健師による共同責任で発展を図る活動
  4) 他職種との協働活動

 3. 看護職として地区活動で目指すもの
   1) 住民の健康意識の向上
  2) 生活共同体における問題解決
  3) ヘルスケア資源の活用と組織化
  4) 看護資源の提供


2 地区活動計画づくり

 1. 地区活動計画づくりの方法
  1) 前年度の活動実績からの発展
  2) 目標実現のための計画づくり

 2. 活動方針および目標の設定
  1) 地区活動方針の重要性
  2) 地区活動目標の設定

 3. 受け持ち地区の診断
  1) 公衆衛生技術者の共有技術としての地域診断
  2) 生活集団の特性と診断の重要性
  3) 受け持ち地区の把握と地区診断
  4) 受け持ち地区の診断の視点

 4. 保健師活動の評価
  1) 地区活動の総体的評価
  2) 地区住民の健康問題への対応方法の評価
  3) 保健事業とのかかわりからみた活動評価
  4) 活動方法別にみた評価


3 保健・福祉事業を駆使した地区活動の展開

 1. ヘルスケア資源提供活動としての基本
  1) 住民にとって利用しやすい資源
   2) 他職種との協働によるサービス内容の充実
  3) 各種事業を活用した支援の充実
  4) 必要な資源の整備

 2. 保健・福祉事業計画づくり
   1) 健診事業と地区活動
  2) 子育て支援事業と地区活動
  3) 介護予防事業と地区活動


4 健康管理の側面からみた地区活動の展開

 1. 住民一人ひとりの健康管理の機会を担保する
  1) 全員に対して健康チェックの機会を提供する
  2) 対象者全員を援助対象として働きかける
  3) 住民の健康不安に対応する体制をつくる

 2. 健康管理サービスの質の保証
  1) スクリーニングとしての健診事業の展開
  2) 個別対応技術の精度管理


5 行政組織に所属して行う看護の特質

 1. 行政組織に所属する看護職の活動の根拠
  1) 基本的人権としての健康と国・地方自治体の責任
  2) 行政組織に所属する看護職の役割

 2. 全住民を対象とした活動
  1) 母集団の一人ひとりをサービスの対象とする方法
  2) 地域に共通する問題をとらえた予防的な対応
  3) 将来予測される健康生活上の課題をとらえた予防的な対応
  4) 潜在ニーズへの対応

 3. 住民誰もが地域で生活し続けられる基盤づくり
  1) 障害の有無にかかわらず人々がいきいき暮らせる地域づくり
  2) 住民の主体的な問題解決への支援

 4. ヘルスケアサービスの質の管理

 5. 日常生活の見直しに基づく活動の発展

 6. 保健師の活動と自治体の政策との関連
  1) 自治体の保健医療福祉の計画
  2) 住民の課題に恒常的に対応するしくみづくり


第3章 公衆衛生看護活動の展開方法論

1 保健指導論

 1. 保健指導のねらい

  2. 保健指導の技術

 3. 保健師が行う保健指導の特徴
  1) 対象本人・家族のセルフケア行動の支援
   2) 家族員一人ひとりの健康生活への援助
  3) 対象本人・家族の健康生活を支える条件整備
  4) 対象との関係形成と合意を得たかかわりの方法
  5) 優先度判断
  6) 関係職種との連携
  7) 他の事例や保健事業・施策への反映
  8) 保健師の援助の限界と新たな役割の創出


2 家族相談援助論

 1. 家族とは
   1) 家族の定義と特性
  2) 看護における家族のとらえ方

 2. 家族をサービスの単位とする意義

 3. 家族をサービスの単位とした看護の展開
   1) 家族内人間関係の調整
  2) 家族の発達課題達成の支援
   3) 健康なライフスタイルの獲得の支援
   4) 健康問題に適切に対応できるための支援

 4. 家族アセスメントの基礎となる理論
  1) 家族アセスメント
   2) 家族発達理論
  3) 家族ストレス・コーピング理論
  4) 家族システム理論


3 公衆衛生看護技術論

 1. 家庭訪問
  1) 家庭訪問で目指すこと
   2) 家庭で看護を行うことの意味
  3) 家庭訪問の対象のとらえ方
  4) 家庭訪問を行う保健師の所属機関
  5) 家庭訪問の進め方
  6) 家庭訪問の記録
  7) 家庭訪問の積み重ねによる保健事業や施策への反映

 2. 健康相談
  1) 健康相談の対象とねらい
   2) 健康相談の持ち込まれ方に応じた対応
  3) 健康相談の場の設定と展開方法

 3. 健康教育
  1) 保健師が行う健康教育のねらい
   2) 健康教育の基礎となる理論
  3) 健康教育の展開方法

 4. 住民グループ支援
  1) 保健師活動における住民グループ支援
  2) 地区組織の構成員とともに展開する保健師活動
  3) 保健師活動に対する住民協力者の育成


4 地域ケア体制づくり

 1. ヘルスケアチームづくり
  1) 家庭訪問による個別援助を通したヘルスケアチームづくり
  2) 地区活動におけるヘルスケアチームづくり

 2. 地域ケア体制の構築
  1) これまでの地域ケア体制の課題
  2) 保健師が地域ケア体制の構築において目指すもの
   3) 地域ケア体制の構築における保健師活動の特徴

 3. 地域づくり・まちづくり
   1) 住民との協働による保健師活動
  2) 地域住民の相互の助け合い強化によるまちづくり


第4章 公衆衛生看護学研究

1 研究とは

 1. なぜ研究を行うのか
  1) 実践活動の質を高めるために
  2) 看護専門職としての自己の成長を図るために

 2. 研究とは何か
  1) ある問題意識のもとに設定された課題を解決するための意図的な行為である
  2) 系統的なプロセスを経る計画的な行為である
  3) 社会に貢献するという方向性をもった公共的な行為である


2 公衆衛生看護学における研究

 1. 公衆衛生看護学における研究の目的

 2. 公衆衛生看護学における研究課題
  1) 公衆衛生看護の対象特性やニーズの特徴を明らかにする研究課題
  2) 公衆衛生看護の実践方法の解明や開発に関する研究課題
  3) 地域ケア体制の構築に関する研究課題

 3. 公衆衛生看護学の研究を読む
   1) 研究論文の種類
  2) 研究論文の構成
  3) 研究論文の評価


3 公衆衛生看護学における研究のプロセス

 1. 問題意識の明確化から研究目的の明文化に至る段階
  1) 問題意識の明確化  
  2) 研究課題の明確化
  3) 使用する概念の規定と用語の定義づけ
  4) 概念枠組みの設定
  5) 研究目的の明文化

 2. 文献検討
  1) 文献検討の目的
  2) 文献検索の方法
  3) 文献記録の作成と整理

 3. 研究デザインの検討
  1) 量的研究と質的研究
  2) 知識の探求レベルと研究デザイン

 4. 公衆衛生看護の実践の場で有用な研究デザイン
   1) 調査研究
  2) 評価研究
  3) 事例研究

 5. データ収集と分析方法の信頼性・妥当性を高める方法
  1) 信頼性
  2) 妥当性

 6. 研究計画書の作成

 7. 予備調査による研究計画の確認と修正

 8. 論文の作成と公表
  

4 研究における倫理

 1. 看護研究における倫理的配慮

 2. 研究の各プロセスで求められる倫理的配慮
  1) 研究の準備段階
  2) 研究計画の立案段階
  3) 研究対象者の承諾を得る段階
  4) 研究データの収集および収集後の段階
  5) 研究の公表の段階

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