書籍紹介
目次
目次 本書で論じる20のテーマ
1 医療は人間の幸福にどれくらい寄与できるのだろうか -哲学的・倫理的思考の意義
2 医師の倫理教育の現状はどうなっているか
3 健康格差をこれ以上拡げないために今後の日本の医療制度はどうあるべきか
4 出生前診断、特にNIPTは社会にどのような影響を与えるか
5 「医療にかかわる有害事象調査」による医療従事者の権利侵害
6 もはや産科で子どもは生まれない? 産科混合病棟の実態
7 オプジーボ®など超高額医薬品は使用制限するべきか
8 認知症高齢者の本能に基づくセクシャリティに関する倫理的配慮をどうするか
9 死亡診断の規制緩和、看護師の代行について考える
10 守秘義務と警告義務 どちらが重いのか? 精神障害者が起こす殺傷事件から考える
11「薬害」といわれている子宮頸がん予防ワクチン接種を推奨するべきか
12 人工知能の臨床への導入によって、医師の役割はどう変わるか
13 患者申出療養は患者にとって幸福な選択なのか
14 なぜ日本では代理出産が事実上禁止されているのか
15 病院の方針として「呼吸器は外しません」と定めるのは倫理的に許されるのか
16 抗がん剤治療を続けますか? 人工呼吸器をつけますか? ~チーム医療において在宅医療における告知は誰の役割か?~
17 地域包括ケアシステムの社会にあって、住民はどのようなヘルス・リテラシーを身に着ければよいのか
18 看護における情報教育はどうあるべきか コンピュータリテラシーの呪縛からの脱却
19 プラシーボの臨床使用について看護の視点から考える
20 超高齢社会において健康寿命を延伸するために何をすべきか
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浅井篤・大北全俊 編
978-4-8180-1935-5
2016年3月発行 定価 2,484 円(税込)
在庫:有り
気になっていてもなかなか考えるきっかけがなかった医療の諸問題24を提示し、著者が自分の体験や見解を論じる時事的な倫理・哲学書です。
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