- A4変 120ページ (判型/ページ数)
- 2018年11月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
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特集1:
病院看護師の訪問看護ステーションへの出向
在宅療養する人々が増加し訪問看護を通じた療養支援に大きな期待がかけられていますが、訪問看護に携わる人材は不足しています。一方、病院看護職にも入院前・退院後の生活を意識し、有効な支援を行えることが期待されていますが、在宅療養に関する知識不足が指摘されています。そこで日本看護協会では、これらの課題を解決するための新たな仕組みとして、「病院看護師による訪問看護ステーションへの出向(訪問看護出向事業)」を提案。今年3月にはガイドラインを作成・公表しました。
本特集では、ガイドライン作成の背景、訪問看護出向事業の基礎知識や多様なあり方、その具体的な効果を紹介。事業開始を考える病院・訪問看護ステーション・行政の疑問に答えるQ&Aや実践例などを紹介します。
特集2:
ソーシャルネイティブな「Z世代」の支え方・育て方
近年の若者は「ゆとり」「さとり」世代などとも表現されてきましたが、現在ではこれらのイメージには当てはまらない新たな傾向が見えてきています。学生から社会人となりつつある1995年以降生まれの世代は、幼いころからICT(情報通信技術)やソーシャルメディアを使いこなして育ってきたため“ソーシャルネイティブ”な強みがある「Z世代」とも表現されています。
本特集ではポスト平成の時代を担う看護学生・新人看護職の価値観や“強み”に焦点を当てました。当事者の声と、日常的に若手とかかわる立場の皆さまによる座談会で、次世代の人づくりのあり方について考えていきます。