- A4変 80ページ (判型/ページ数)
- 2020年02月発行
- 978-4-8180-2222-5
本体価格(税抜): ¥1,400
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むくみは、心不全や腎臓病、薬の副作用、がん手術、サルコペニア、低栄養、塩分・水分摂取過多などさまざまな原因で発症します。高齢者は、足にむくみがあると転倒のリスクが高まり、細菌感染症を発症することもあります。しかし、むくみは健康な人にも現れる症状であり、加齢によっても生じることから、軽視されがちです。
本特集では、むくみが生じやすい疾患と早期発見のポイント、高齢者に増加している慢性下肢浮腫について解説した上で、看護職に求められるアセスメント・ケアについて紹介。さらに、疾患・リンパ浮腫・サルコペニア・低栄養に焦点を当て、それぞれ事例とケアの実際を報告します。
むくみは体のサインです。看護職には利用者の定期的な観察と重症化の予防が求められています。
厚生労働省の調査によると、世代ごとの気になる傷病は、60歳以上では「眼の病気」が高血圧症・糖尿病・脂質異常症・腰痛症に次いで多く挙がりました。
そこで本特集では、高齢者に多く生じる眼科疾患の基礎知識とケアのポイントを紹介します。
眼科医による、高齢者に多く生じる眼科疾患の症状と標準的な治療、予防における留意点、診療を受ける基準などの解説に加え、現場の看護職が、疾患や加齢による見えにくさのある高齢者へのケアの実際を事例を基に報告します。さらに、視覚障害のある高齢者が安心・安全に生活するためのコミュニケーション・介助・環境調整のポイントと留意点を解説します。