- A4変 112ページ (判型/ページ数)
- 2021年02月発行
本体価格(税抜): ¥1,600
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実態調査等から、一定数の看護職が、患者から暴言・暴力・ハラスメントの被害を受けていることが明らかになっています。生涯を通じて安心して働き続けられる職場環境にするために、暴力等への対策が求められます。
特集では、看護職が患者から受ける暴力等に対する国や日本看護協会の取り組みを紹介。さらに、最新の調査研究「看護職等が受ける暴力・ハラスメントに対する実態調査と対応策検討に向けた研究」の結果に基づき、組織で必要となる具体的な暴力等対策のポイントを解説します。また、すでに効果を上げている病院の実践事例も紹介します。
病院完結型から地域完結型への流れの中、病病・病診連携、地域ケア会議など、地域のニーズに合わせてさまざまな形の地域医療連携が進められています。地域医療連携推進法⼈制度も、その中の1つ。複数の病院や診療所等が新たな法⼈を設立し、その傘下で協力しながら地域医療を進める仕組みです。制度ができた当初の設立は少数でしたが、その利点が浸透してきたためか、近年、設立の動きが活発化しています。
特集では、制度の目的や仕組みの基本を解説した上で、先駆的に取り組んできた2法人から法人全体の活動と看護に関係のある取り組みについて報告します。