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[認知症plus]シリーズ

認知症plus院内対応と研修

ケアのポイントを短時間で効果的に学ぶプログラム

  • 小川朝生 編
  • B5 156ページ (判型/ページ数)
  • 2021年06月発行
  • 978-4-8180-2343-7
本体価格(税抜): ¥3,200
定価(税込): ¥3,520
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認知症ケアの要点をムリなく短時間で学べます! 切り取り「対応シート」付き

コンサルテーション・精神医学/老年看護のエキスパートが開発した「認知症ケアの教育プログラム」を全公開!
一般病院において、認知症の人が身体機能・精神機能を落とさずに地域に戻るためのケアのポイントを、忙しいナースでもムリなく学ぶことができます。認知症ケア加算の研修にもぜひご活用ください。


巻頭 せん妄? 認知症? と思ったら 医療者のための認知症対応シート

Introduction 「認知症ケアに関する教育プログラム」の概要
1 「認知症ケアに関する教育プログラム」の目標と構成

Part 1 《講義》急性期医療における認知症ケア
1 わが国の認知症施策
2 認知症とは
3 認知症の症状:中核症状
4 認知症の症状:行動・心理症状(BPSD)
5 認知症に対する治療、認知症治療薬
6 認知症・認知機能障害のアセスメント
7 認知症のある人とのコミュニケーションと支援
8 急性期・一般病院で求められる認知症ケア
9 認知症の人の意思決定支援
10 情報共有、身体拘束防止、退院支援

Part 2 一般病院における「医療者のための認知症対応シート」の活用
1 一般病院における『医療者のための認知症対応シート』の活用方法とケア

Part 3 《事例検討》認知機能障害への気づきと対応
1 一般病院で認知機能障害をおさえておく必要性
2 主な認知機能障害のアセスメントと対応
3 グループワークによる研修の意図
4 グループワークの進め方とポイント

Part 4 《ケアの実践》認知機能障害に合わせた治療上の支援、コミュニケーション
1 身体ケアを実践するうえで、認知機能障害の存在に気づいておく必要性
2 認知機能障害がある人とのコミュニケーションのポイント
3 ロールプレイによる研修の意図
4 ロールプレイの教材
5 ロールプレイの進め方とポイント

Part 5 《ケアの実践》認知機能障害を意識した退院支援
1 認知機能障害がある人の早期退院が困難になる要因
2 認知機能障害を意識した退院支援のポイント

Part 6 《解説》身体拘束の最小化を目指した認知症ケア
1 一般病棟の認知症の人への身体拘束の現状と課題
2 身体拘束を減らすケアの工夫:せん妄の場合
3 身体拘束を減らすケアの工夫:認知症の場合

Part 7 認知症ケアの研修に活用できる教材・資料
研修に活用できる教材・資料の概要
1 研修プログラムの概要と進行のスライド
2 グループワーク資料
3 ロールプレイ資料
4 研修会アンケート(研修後)
5 認知症ケアの自信に関するアンケート(研修前/研修後)
6 認知症ケアの知識テスト(研修前/研修後)


はじめに

高齢者の増加にあわせて、どの臨床現場でも高齢者の診療の占める割合が高くなってきています。高齢者医療には、慢性多疾患の併存する状態への対応が求められます。そのなかには、循環器疾患や代謝疾患への対応もありますが、同様に医療者のスキルアップが求められるものに認知症対応があります。
 認知症ケアは、在宅や介護施設のイメージが強くあります。しかし、認知症の人が安心して地域で過ごすためには、住まいの場だけではなく、体調を崩した場合でも、適切な認知症に対する支援が提供されることが重要です。海外では、認知症施策の柱の一つとして、一般急性期医療における認知症ケアの推進が掲げられてきました。日本においても、新オレンジプランに始まり、認知症施策推進大綱において、一般急性期医療における医療従事者への認知症に関する研修の推進が取り組まれるに至りました。主として看護職を中心に、認知症に関する教育研修が都道府県を中心に進められています。また、実践を担う認知症ケアチームの設置も取り組まれています。
しかし、教育研修を受けた方、認知症ケアチームのメンバーより、「院内の教育をどのように進めて良いか分からない」「教育をしたいが資材作りが大変」との相談を受けることがでてきました。たしかに、一般急性期医療における認知症ケアは、在宅や介護施設と異なり、身体疾患の治療上の問題への対応、特に痛みなどの苦痛に気づく、身体機能・精神機能の低下を予防する取り組みを行うなど、急性期ならではの課題があります。しかし、その課題どう伝えるかに関する情報が不足している問題がありました。
 私たちは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)等の援助を得て、一般急性期医療における現状を評価するとともに、その問題を解決するための教育資材の開発を進めてきました。特に、多忙な一般・急性期病院では、医療安全等で求められる研修の量も膨大であり、長時間をかけてじっくりと取り組むことは難しいのが現状です。その中で少しでも効果的に行うべく、行動科学の手法を取り入れ、行動変容を促す工夫を取り入れていました。
 本書が皆様の臨床の負担の軽減に何らかのお役にたてれば幸いです。

2021 年6 月
国立がん研究センター 先端医療開発センター 精神腫瘍学開発分野
小川朝生

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