0
¥0

現在カート内に商品はございません。

詳細検索ページへ

ナイチンゲール生誕200年記念出版

[ナイチンゲールの越境]05・宗教

ナイチンゲール、神の僕となり行動する NEW

  • 徳永哲・平尾真智子・佐々木秀美・野口理恵・眞壁伍郎・大北全俊・伊藤幸史 著
  • 四六 144ページ (判型/ページ数)
  • 2021年10月発行
  • 978-4-8180-2363-5
本体価格(税抜): ¥1,600
定価(税込): ¥1,760
在庫: 有り
数量:
カートに追加しました。
カートへ進む

神の召命を受けたナイチンゲールがとった行動とは

ナイチンゲールにとって〈神〉とは、「祈り」の対象ではなく、貧しい人びとを救済する善意に基づく「行為」の内に存在するものでした。「神の僕として、貧しい人びとの救済のために行動する」──これこそ、17歳のときに〈神〉の声を聞いた彼女が人生を捧げたものだったのです。
特定の宗派に属さず「善きサマリア人」派だったナイチンゲールの宗教観に迫ります。


フローレンス・ナイチンゲールと信仰─宗派の壁を越えて近代看護の確立へ……徳永 哲
クリミア看護婦人団の宗教的背景……平尾真智子
ナイチンゲールの宗教観─神秘主義の影響とアーサー・H・クラフとのかかわりを手がかりに……佐々木秀美
フランスの愛徳姉妹会とナイチンゲール……野口理恵
朝の思いを大切に─カイザースヴェルト「母の家」に学ぶ……眞壁伍郎
法則に向ける眼差し─『思索への示唆/真理の探究』から読み解く思想……大北全俊
[コラム]
19世紀イギリスの宗教事情─イングランド国教会とオックスフォード運動……平尾真智子
聖ヨハネ看護修女会の奉仕活動……平尾真智子
人の心を支える「食」……伊藤幸史


ナイチンゲールの宗派は何だったのでしょうか? 彼女の両親の家系はユニテリアンというプロテスタントの一派でしたが、父親が大叔父から遺産を相続する際のしきたりにより、一家はイングランド国教会に改宗しました。当時、上流階級の人びとの多くはイングランド国教会に属していたので、社交を重視した母親の意向でナイチンゲールも国教会に通っていました。しかし、彼女は国教会の教義に異議を感じるようになり、一時はカトリックへの改宗を試みています(結局、改宗は思いとどまりましたが)。
ナイチンゲールにとって重要だったのは、宗派ではなく、教会の権威や儀式、神への祈りでもなく、神の召命に応えるために行動することでした。彼女にとって神とは、善意に基づく「行為」の内に存在するものだったのです。「神の僕として、貧しい人びとの救済のために行動する」──これこそが、十七歳のときに神の声を聞いて以来、彼女が人生を捧げてきたものでした。
本書では、宗派を超えた「善きサマリア人」派だったナイチンゲールの宗教観について、考察します。  (編集部)

カテゴリ一覧

ページトップへ


関連商品

ナイチンゲール生誕200年記念出版

[ナイチンゲールの越境]01・建築

ナイチンゲール病棟はなぜ日本で流行らなかったのか

  • 長澤 泰、西村かおる、芳賀佐和子、辻野純徳、尹 世遠 著
  • 四六 148ページ (判型/ページ数)
  • 2020年09月発行
  • 978-4-8180-2279-9

定価(税込): ¥1,760

本体価格(税抜): ¥1,600


病院が備えるべき第一条件は病院建築が患者に害を与えないこと──ナイチンゲールが理想とした病院建築はどのようなものか。歴史研究の第一人者である建築家と看護師が追う!

ナイチンゲール生誕200年記念出版

[ナイチンゲールの越境]02・感染症

ナイチンゲールはなぜ「換気」にこだわったのか

  • 岩田健太郎、徳永哲、平尾真智子、丸山健夫、今岡浩一、岩田恵里子、百島祐貴 著
  • 四六 104ページ (判型/ページ数)
  • 2021年01月発行
  • 978-4-8180-2309-3

定価(税込): ¥1,430

本体価格(税抜): ¥1,300


ナイチンゲールはその著書の中で「新鮮な空気」がいかに健康保持に大切かを繰り返し伝えています。コロナ禍の今、「換気」と「感染症」に関する彼女の先見の明に驚くばかりです。

ナイチンゲール生誕200年記念出版

[ナイチンゲールの越境]03・ジェンダー

ナイチンゲールはフェミニストだったのか

  • 河村貞枝・出島有紀子・岡田 実・喜多悦子・矢口朱美・佐々木秀美・五十嵐 清 著
  • 四六 152ページ (判型/ページ数)
  • 2021年05月発行
  • 978-4-8180-2339-0

定価(税込): ¥1,870

本体価格(税抜): ¥1,700


ナイチンゲールは抑圧されていた女性に社会での活躍の場を拓く一方、当時のフェミニズム運動とは距離をおいていました。彼女はフェミニストだったのか?─異色のジェンダー研究本!

ナイチンゲール生誕200年記念出版

[ナイチンゲールの越境]04・時代

ナイチンゲールが生きたヴィクトリア朝という時代

  • 中島俊郎・福田智弘・滝内隆子・鈴木清史・村上リコ・野澤督・喜多悦子・出島有紀子・岡山寧子・髙橋裕子 著
  • 四六 164ページ (判型/ページ数)
  • 2021年08月発行
  • 978-4-8180-2350-5

定価(税込): ¥1,980

本体価格(税抜): ¥1,800


産業革命による繁栄の一方で、著しい格差社会だったヴィクトリア朝。〈時代〉を切り口に、ナイチンゲールとのかかわりを各分野の気鋭の研究者が考察したユニークな本!